これが本職のジオラマだ 脅威のリアリティに驚嘆
ジオラマの制作の過程をお知らせします!
【完成時】
木のベースに、岩山の高さを増す為に、発泡スチロールを重ね、ベース全体に新聞紙粘土を塗って仕上げます。大まかな形が出来れば、岩山の形にパークを重ねて行きます。
・新聞紙粘土とは・・。
小さく千切った新聞紙をバケツに水を入れます。
バケツの新聞紙を繊維状に戻すために、手でよく揉みほぐします。
ペースト状になった物を、水を絞り、そこに木工品ボンドを加え、粘土状に仕上げます。
そして、完全となります。
パークとは・・。
土壌改良材で、ホームセンターなどで、販売しております。樹木のかわの事です。
全体に木工品ボンドを塗って、全体を固定します。
木工品ボンドが乾いたら、砂や小さな砂利を混ぜた物を、筆で必要な場所に置いて行きます。
全体に黒を塗って、彩色して行きましょう!
ムズミ「(やべぇこれすっげぇリアル)これってどこかの風景を参考に?」
西山「参考・・・はないね。全部イメージ。」
ムズミ「へ~。
パークって樹皮なんですよね。それを積み重ねて岩にしてると。
平べったいのを積み重ねてる感じですかね?」
西山「いや、いろんな形があるよ。自然だから。」
ムズミ「そもそもパークってなにに使うものなんですか?」
西山「えーっと、肥料だよ。」
ムズミ「…は?」
西山「肥料。」
ムズミ「え、何で肥料をジオラマに使おうと思ったんです?」
西山「あの形がいいからさ。なんでも使うよ。」
ムズミ「はーーーーーー
ほんとよく肥料とか使おうという発想に至りますよね…。
完成品の緑の部分はなんです?」
西山「ああこれは、スポンジ。」
ムズミ「スポンジ。」
西山「台所のスポンジを緑色に染めて乾燥させて、そうやってんのよ。」
ムズミ「んへ~!
なんか緑単色じゃなくてちょっと黄色とか混じってますけど、それも・・・」
西山「うん、だからそれも、塗り分けてるんだよ。」
ムズミ「おいちゃんの彩色ってほんと細かい(ドン引き)
塗る時ってどんな感じで塗っていくんですか~?」
西山「最初に黒を塗って、光の当たる方向から明るい色を塗っていくんよー。
そうすると自然な感じに見える。」
ムズミ「うーん、イメージできにゃい…」
西山「塗り方ってのは難しいのよ。
説明しようと思ったら長くなるから、またこの次ねって感じだね。」
この次は塗り方を説明してもらいましょう!!乞うご期待!!
西山「自分もさ、一回作ってみない?」
ムズミ「え?」